自分の人生どうすればいいのかよく分からなくなってしまった人へ

自分の人生を決めようとしてもかなり難しいです。人類全体の方向性が分かると自ずと個人の方向性も見えてきます。

人生は思う思わせるゲーム

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突然ですが皆さんは

この「THE WAVE」という映画をご覧になったことはありますか?

僕は、数年前にこの映画を見たんですが

その当時「うわー、人間って怖いなあ〜」

としみじみ思ったのを思い出します。

 

 

まず、映画「THE WAVE」の内容紹介

ザ・ウェーブ』 

1969年、ある高校教師が、歴史の授業でナチス支配下のドイツにおける全体主義を教えようとしていた。彼は講義で映画を見せて全体主義を説明したが、学生たちは、ドイツの民衆がなぜヒトラーについていったのか、なぜだれもナチの行動を批判できなかったのかが、まったく理解できないという様子であった。そこで、その高校教師はある試みをおこなった。 

教師は、生徒に「規律と力を作り出せることを証明しよう」と提案し、姿勢、持ち物から、先生に対する呼び方、質問の仕方や答え方などについて細かく規律をつくり、軽いゲームのつもりで守ってみるように指導した。はじめ教師は嫌がられるのではないかと懸念したが、ふだん自由な雰囲気で教育されてきた生徒たちは、嫌がるどころか競争心をもって規則に従おうとした。不気味なことに、生徒たちは規則を覚えるたびに、つぎの規則を欲してゆき、授業終了のベルがなり終わっても、彼らはその規則を続けようとした。もはやゲームではなかった。 

つぎの歴史の授業においてもそれは続いていた。教師はとても驚いたが、そこでやめようとはいわずに、逆に彼は「規律の他に、共通の目的のためにはたらく共同体に参加しなくてはならない、この運動を『ザ・ウェーブ』とする」と主張した。さらに「この運動の信念に従って行動することが力を得る」と主張した。生徒たちは、運動の旗印を作り、運動員章をつくり、この運動はクラス外の人びとにまでものすごい勢いで広がっていった。 

 

この教師の教科学習の試みは、とどまることを知らず、数日間で全校の生徒たちに浸透していった。ナチスの運動とそっくりであった。彼らは、自分たちの自由と交換に、メンバー間の平等と「ザ・ウェーブ」グループに入っていない人に対する優越を得て、差別をし、攻撃をした。また彼らは、この運動はちょっとしたゲームであり、いつでもやめられるつもりでいた。しかし、やめようという者はほとんどいなくなり、そうした者は密告され、制裁を受けることになっていった。 

結局、この歴史教師は、メンバー全員を講堂に集め、テレビ画面を用意し、もう一度、ヒトラーの映画を見せ、自分たちのやっていることがナチスと同じであったことを示し、だれでもが第二のナチになって歴史が繰り返される危険性のあることを説明した。 

生徒たちは愕然として目が覚め、軍隊調の姿勢をくずし、軍旗をすてた。 

マインド・コントロールとは何か (単行本) 西田 公昭 (著)より 

 

www.amazon.co.jp

 

この映画を見た時なんか本当に腹の底から恐怖を感じたのを

思い出します。

 

なんか人間の一番見たくないものの一部を見せられたというか・・・

どうしても向き合いきれない自分の中の最大の恐怖が反応したというか・・・

 

最初は授業の一環で「ゲーム」として

楽しんでいた生徒たちですが、

規律や規則を決めていくうちに

本当にそれが「ある」ものとして

生徒たちの認識が変わっていく。

 

皆さんも心当たりあるんじゃないですか?

年とともに自分の中のルールが増えていくなあって

 

で最近ふと、この映画のことが気になり

「いつかこの映画のことについて書きたいなあ〜」と

前から思っていた私は、今日めでたくお披露目したのであります。

 

この映画のなかで印象的なのが

「最初ゲームだったのにも関わらず、次第に真実味を帯だし、どこからどこまでが

 【本当】なのか、その境界線が分からなくなる」

という点です。

 

でもよくよく考えてみると

今わたしたちが生きているこの「現実」というのも

ひとつの「ゲーム」なんですよね

 

規律も規則も習慣も文化も

すべて、じつは後からできたもの。

 

宇宙誕生のときにはそんなもの

無かった。

 

宇宙誕生の時に

「人に絶対、迷惑は掛けちゃいけない!」とか

「上司には絶対逆らっちゃいけない!」とか

「宿題は絶対にやらなきゃいけない」とか

 

ないですよね

 

小さい頃から今までに

勝手に周りに思い込まされただけ

 

ゲームはゲームだと分かってやるから

楽しいんであってそれが

「リアル」になってしまったら・・・

 

楽しむためにゲームのルールを作ったのにも

関わらず、それを忘れてそれが「絶対」の基準になって

しかもそれで「あいつはだめだ」とか「こいつはいい」とか

 

思い出してよ!!!

 

これ最初はゲームだったんだよ?

 

なのにゲームのルールが絶対になっちゃって

それにそぐわない人は排除する

 

何やってんの!!!?

 

最初みんな仲間だったじゃん

なのにゲームのルールにそぐわないから

仲間に入れないって・・・

 

思い出してよ!!!!

 

これゲームだから!!!!!

 

要はこの現実が「あっ!そうだこれゲームだった」と

気づいてしまったひとがいわゆる「覚者」なんですが

 

これがゲームだと気づくためには

一旦、ゲームの外に出ないといけない

 

しかもこのゲームがどのように作られたのかも

はっきり見える

ゲーム(現実)じゃない

本当のリアル(真実)のポジション

を知る必要があります

 

そのリアル(真実)を案内するのが

僕がやっている「観術」なんですが

 

観術ではこの現実のことを

実にシンプルなひと言で説明しています

 

この現実は

 

「思う思わせるゲーム」

 

だと

 

これは観術開発者のNoh jesuの言葉ですが

僕も最初この言葉を聞いた時

「なるほどなあ」と

思いました。

 

いつしか人は自分が

周りの環境に

「思い込まされている」にも気づかずに

勝手に「思い込んで」

 

しかもこれが絶対の判断基準だと

無意識深くに思いこんで

それを基準に人を裁いて

 

「こいつはいいけど、あいつはダメ

 これはいいけど、あれはダメ」と

 

永遠脈々と人類500万年の苦しい涙の歴史を紡いできました。

 

でももうそろそろ、これがゲームだと

気づき始めた人たちが最近

日に日に増えている気がします。

 

もしこれがゲームだと人類72億人が悟り知ったら・・・?

 

あとは好きなように自分が創りたい現実を

創るだけですね

 

しかもその自分の範囲も宇宙自然すべて

 

すべてのことが自分ごとになってきます

 

そこになんの障害もありません

 

あるのは再創造主としてのわたしのみ・・・

 

何の為にこの世界を創ったのか?

そしてどのようにこの世界を創ったのか?

そして最後に、この世界の究極の素材は一体なんなのか・・・

 

これを明確に案内するのが観術なんです

 

この「THE WAVE」を見て

普段私たちのしていることも

これとなんら変わりない

ほとんど洗脳されている状態と

言っていいと思います

 

洗脳されている人は

自分が洗脳されていることに

全く気がつきません

 

洗脳されていることに気づくには

一旦、自分から出てなんの境界線もない

大自由の心になる必要があります

 

明確に自分が何かに洗脳されていないといい切れる

人間が、果たしてこの地球上に一体どれくらいいるのでしょうか?